2014年9月 9月9日からタイへ行ってきました。

近年カクタス・ニシでは、サンセベリアやディッキアに力を入れています。サンセベリアの銘品
はまだ価格も高く、一部の品種以外はあまり輸入されていません。
ディッキアは一昨年あたりから問い合わせが増えているので、日本国内にも多数の愛好家がいるようです。

本来今回は、サンセベリアやディッキアを見に行ったのに、園芸大国タイではその他の植物に気や時間を取られてしまい、なかなか予定どおりには進みません。考えてみればタイで植物探しをするのは約10年ぶりで、その間ずいぶん品種交配が進み私の知らない物があまりにも多く、自分の無知を知らされました。

サンセベリア・ディッキアの栽培業者
栽培所には屋根だけで、サンセベリアは50
%強位の遮光がしてあります。
手前のバナナの斑がとても美しい、バナナの
斑は5品種位あるらしいです。

タイの栽培業者はハウスとハウスの間が殆
ど池になっていて、雨対策や温度対策で
中には食用の魚も!
ここで購入のサンセベリアやディッキアはのち
ほど。
「胡蝶蘭の斑入」 「アンスリューム?」

別の業者A
「D.foetida」斑入苗
A業者
「E.decaryi Hyb.」
小型で白葉・ウェーブも細かく素晴らしい。
成長がとても遅く、画像の苗で15年生。

「D.gigas」
バンコク市内の栽培名人、趣味家でドル
ステニアやユーフォルビア・アロエなどの品
種交配に力を入れている。

アロエの交配種
タイでは周年温暖な為、一年中成長する
なか、この苗は年中真っ赤だそうです。
D.dawsonii 実生選抜苗
明るい紫色の肌に白刺が映える。
D.dawsonii 実生選抜苗
左の兄弟株だが、白粉を帯びた紫肌。

ユーフォルビア・SP. 綴化
地肌の模様が美しい珍種
カキ仔は容易にはっこんするらしい。
E.abdelkuri
全身ドハデなピンク色
成長期は生点が青くなり、葉緑素がある
そうで、カキ仔も発根するが根が少なく細
く成長するので、接木苗が主流。

E.turbiniformis
台木を短く切りつめて、実生苗のように見
える。
E.turbiniformisの交配種?
自分で採種したE.turbiniformisの実生か
ら出現したと言う。

Orbeaの鮮明斑
オルベアは線状の維管束ではい為に、筋
状の斑にはならない。

Orbea sp.
白灰色の小型種で、とっても綺麗な群生
株になる。
アロエの交配実生苗
葉全体を覆うノコギリ刃状の赤刺がすごく
密で、とても美しい。
葉の縁が連結した赤刺でフチドられ、葉の
表裏ともに線上の刺がとても密に出る。
仔吹き苗を予約したが、2年後位か?

アロエの交配実生苗

アロエの交配実生苗

当園の「荒 磯」の実生苗の顔が出始め
ている。

当園の「花井コンゲスタ」実生も顔が出始
めた。
斑入植物をメインに扱う園のオーナー自宅
庭園には多数の斑入稀少植物が植えられ
ている。

斑入植物をメインに扱う園のオーナー自宅
斑入植物をメインに扱う園のオーナー自宅

斑入植物をメインに扱う園のオーナー自宅

販売用ハウスの中
P.succulentum
巨大なイモのみ販売している。

ドラセナの仲間
販売用ハウスの中
販売用ハウスの中

Agave attenuata
少し寒さに弱い為、日本ではあまり見なく
なった。
白っぽいクリーム色のノリ斑
なんとか入手したい特美種
姫滝の白糸
日本では滝の白糸
(A.filifera ssp. schizigera)
で流通しているが、交配種でよりコンパクト
な品種。

怒雷神錦
コンパクトでガッチリと作られている。
鉢を大きくしないのがポイントとか。

ホリダス
すごくカッコウの良い標本株

ホリダスはたくさん実生されていて、リンペン
の大きなダルマで特白の葉の物を選抜して
いる。

メキシコ蘇鉄の鮮明黄色斑

ホソバで特白の葉
品種名を忘れたが、シアメンシス・シルバー
リーフか?

Sansevieria 'Silver Blue'
Sansevieria 'Samurai Dwarf'
Sansevieria pinguicula

Sansevieria ballyii
Sansevieria 'Dragon Wing'





珍しい白斑
ハエマンサス錦
小型のダルマ葉
P.lamerei
幹も斑色がはっきりと見える。




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