○ワンポイントアドバイス 
その2. ハオルチアの新葉にキズが付く

ハオルチアの新葉(生長点付近)にキズが付いたり、癒着したり、窓が小さくなったり、良くあるトラブルです。特にコンプト・コレクタ・コエル・竜鱗に多く起こります。いろんな原因が考えられますが、私が確認していることは以下


下葉が鉢の縁に引っ掛かり枯れない為に株全体がギュウギュウで新葉が出る余地が無い。
対処法方
植え替える。そのまま下葉をもぎ取る。赤線の所でカットする。(写真右)


種を付けると長い期間、花の軸が風などで新葉の部分をこする為にキズができやすい。


弱光線・多湿で栽培された物を強光線で通風のある場所に置き換えた時や、種をたくさん採取しすぎり、たくさん仔吹きした場合に新葉が小さくなる。
(実生苗や小苗は弱光線・多湿の方が生長が早い。)
(種は2サヤ位がベストで下の方で採取して余計な花は切ってしまう。)


(写真左)下に出た仔が大きくなり、成長点にプレッシャーを掛けている為に新葉の余地がない。
(写真右)成長点の部分がかなりきつそう


順調な成長をするハオルチア例
下葉が鉢に引っ掛からずに生長点に余裕がある為、より大きな葉がゆったり出ている。


スペース的に大きな鉢はちょっと無理な場合、植え替え時、余分な下葉を外し浅植えにすると小さめの鉢でも1年半位は大丈夫です。

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